Vol,14 「葡萄の雨よけ棚セット」について

　ファーマーズライフの辻です。今回は南榮工業からやっと昨年発売されました「葡萄の雨よけハウス」についてご紹介します。これまでこのような「葡萄の雨よけハウス」が存在せず、新企画商品で国内初の商品です。画像の通り本格的な葡萄農園での使用ではなく、どちらかと言えば家庭栽培用／趣味の葡萄栽培に適したサイズです。ブドウは日当たりの良い場所を好み、高所の棚につるをはわせて栽培します。雨が当たりますと病気の発生が懸念され、雨よけが必要です。もちろん採光も重要ですので、ビニールによる雨よけハウスが最適です。南榮工業の「葡萄の雨よけハウス」は棚と雨よけハウスが一体化した商品で、プロの栽培農家の指導の下で企画されました。

　以前よりファーマーズライフには「葡萄棚にかぶせるハウスは無いか？」との問い合わせが時々ありました。多くは「今の棚にすっぽりとかぶせるタイプ」を希望され、その都度、ハウスの脚パイプを長くして、天幕の幅を短くした特注のハウスを販売させて頂いておりました。ただ、問題は脚を長くするために風の影響が受けやすく、補強用の横パイプも同時に取り付ける事や、ロープで固定するといった、完全オリジナルハウス仕様になりました。

　そこで、これも弊社が南榮工業にお願いして商品化に結び付けました。ただ、大型のハウスでは風の心配が残り、家庭菜園／趣味栽培用のサイズになったようです。しかし、構造と性能は本格的で、プロ農家の指導の下で商品化となりました。風対策はRバンド／螺旋杭で固定してください。是非葡萄に挑戦される場合は南榮工業の「葡萄の雨よけハウスセット」をご検討ください。1品種／1株／1ハウスで、様々な葡萄に挑戦できそうです。